マンション管理会社社員が教えるマンションの選び方【3つのポイント】

ご訪問ありがとうございます。

たびどうらくです。

今回の旅のテーマは「マンションの選び方」となり、

  • マンションの購入を考えている
  • マンションに興味がある

こんな人にお勧めです。

この記事の信頼性は私が「マンション管理会社の社員」であり、色々なマンションを見ていることです。

家ってそう何度も買えないじゃないですか❓

マンションは売るつもりで買う方多いですが、そうは言っても、せいぜい購入機会は2回ぐらいですよね。

そう考えたら、基本はずせない

はずです。それにも関わらず、管理会社の視点で見ると

「ああー、もっといい物件あるのにもったいないな。」

とか思っちゃうわけです。

なので、たまたまこの記事を読んで下さった方が、良いマンションに巡り会えたらなという思いで、この記事を書かせていただくこととしました。

それでは本題に入ります。

マンションを選ぶ3つのポイントは

  • 戸数が多いこと
  • 駐車区画に余裕があること
  • (中古の場合のみ)隣接する入居者にクレーマーがいないこと

この3つになります。それでは、一つずつ説明させていただきます。

戸数が多いことによるメリット

シンプルに考えて下さい。

30戸のマンションと100戸のマンションでは修繕積立金が貯まる額に差が出ますよね❓

(マンションは管理費と修繕積立金と2つあり、修繕積立金はマンションの貯金のようなものとお考えください)

もちろん大きいマンション程、大規模修繕工事やメンテナンス等にお金がかかります。

しかしながら、100戸のマンションが30戸のマンションの3倍以上それらの費用(負担)がかかることはまずあり得ません。

何故か❓

例えばですよ。給水ポンプに故障が出たとします。

大きいマンションの方が大きい給水ポンプを使っているので交換する際は高くなります。

それでも、それが3倍にはなりません。

例えなったとしても、貯まっていく金額の方がはるかに高いんです。

1戸当たり1万円として一ケ月100万貯まるマンションと30万円貯まるマンションで比べて下さい。

年間だと1200万と360万円。

給水ポンプに数百万使ったとして、残高で比べれば戸数が多いマンションが圧倒的に負担率が低いんです。

これ、当たり前のことなのに誰も言わない。。

小さいマンションが売れなくなるからでしょうか❓

(ちなみに大規模修繕工事は目安として「戸数」で試算しますが、それがそのまま反映されることは少ないです。あくまでマンションの「劣化状況」次第ですから。)

駐車区画に余裕があること

断言できます。

駐車場は揉めます。

停め方が悪いとかなんちゃらかんちゃらありますが、やはりよく聞くのが

場所を変わりたい

狭いと停めにくかったり、更に大変なのが機械式駐車場。

(機械式駐車場は維持費が非常にかかるので、そもそもお勧めしません)

場所によっては何回も何回も切り返さないといけない上、待ち時間もかかる。

更にマンション住民も「駐車場代」かかるんですね。

もちろん平置きの方が高いケースが多いですが、数千円ならそっちがいいなーってなるんです。

でも原則早いもの順である為、一度決まった区画は半永久的。

それに納得しない人が増えていき「数年おきにシャッフル」というような規約が作られるマンションも稀にあったりします。

だからこそ、余裕があるか否かか重要なんです。

良い場所だけど狭い敷地に機械式駐車場を併設しているマンションより

やや郊外だけど敷地が広く全て平置きのマンション

の方が個人的にはお勧めです。

まあ場所次第かもですが、ご参考までに。

隣接する住戸にクレーマーがいないこと

あくまでも中古物件に限りますが、これ、重要です。

大事なのでもう一回言いますこれ、重要です。

新築は正直宝くじのような状況なので、考える必要がありますが、中古物件は事前に把握が可能です。

但し、不動産は基本売りたい人達です。

聞かれなければそこまで教えてくれません。

聞いてもボヤ〜っとした感じでしか教えてくれないかもですが、それでもトラブルは避けたい。

なので、重要なのは買い手側のスタンスです。

「〇〇なクレーマーがいるマンションは嫌です」ということを、はっきり伝えておくのがいいでしょう。

その為に、どんなクレーマーがいるかここで把握しておいて下さい。

一番多いのは「騒音トラブル」です。

とにかく音が気になり、次第にわざと音を出されている

このような心境になります。そして、執拗に苦情を言ってくるわけです。

ひどくなると直接怒鳴り込みに言ったり、ちょっと怖いことを言い始めることも。。

一言で言うと もうね、狂気の沙汰ですよ笑

本当に病的な人が一部いらっしゃいますので、ここはリサーチ重要ですね。

その他クレーマーとは少し違いますが、ずっと同じ入居者が理事(理事長)のマンションもやや注意が必要です。

うまくいっていればいいんですが、好き勝手にされてるケースも多いんですよね。。

あっ、それと自主管理物件 

これもやや注意。

何故かと言うと業者を上手く使えてないケースが多く、ローカルルールが多いんですよね。

(自主管理物件はよく相見積をするマンションが多く、その情報は業界内ですぐ伝わり、それゆえ高めの見積を出されることになります汗)

普通に管理会社に委託しているマンションが良いですよ。

まとめ

いかがだったでしょうか❓

あくまで管理会社サイドから見ての記事でしたが、少なからず参考になる部分もあったかと思います。

資産価値という視点だと不動産会社に聞くのが間違いありませんが、実際住み始めてからのことについては、管理会社の方がよくわかるのではないかと思います。

というのも管理会社は日頃から入居者と距離が近く、それこそ苦情や相談をよく受けるので、そのマンションの特徴が把握できるんですね。

ということは、ここは買いか否か 

それも何となくわかるわけです。

今回この記事が、これからマンションの購入を検討されている方の参考になれば嬉しく思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

また次の旅でお会いしましょう!

※Kindle Unlimitedで無料で読めます!まずはこういう本がいいかもですね。

Amazonで晋遊舎の日本一わかりやすいマンションの選び方がわかる本 最新版 (100%ムックシリーズ)。アマゾンならポ…

広告
最新情報をチェックしよう!